特定秘密保護法案が可決されましたが、個人的には賛成です。
これは防衛・外交・スパイ防止・テロ対策に関することで、以前から日本はスパイ天国と言われ、アメリカなど日本に友好的な国からは「外交など大事なことでも日本に話すと全部漏れてしまうので伝えられない」と言われており、必要な法律だと思います。
ただ細部については詰める必要があります。
今後内閣が鳩山・管といった無能な（というより害を与える）人がなった場合、それこそ今言われている懸念があります。
ですが、最近の中国・韓国の動きを見ていると喫緊の課題だと思います。

野党の反対も、法案そのものよりもその手順や細部についてでパフォーマンスにしか見えません。
法案そのものを本気で反対している国会議員は、視野が狭く世界の中の日本という立ち位置がわかってないんじゃないかな・・・。
国民の安全を考える国の議員としては失格だと思います。

それよりも今回の件を見ていて心配なのは、マスコミによる情報統制です。
戦争中は軍による統制がありましたが、今回はどこを見ても反対意見しかなく、何故この法案が必要なのか説いている所は見ていてありませんでした。
真っ当なマスコミなら賛成・反対の両意見が出るでしょうが、自分たちに不利なことを言わない姿勢はレベルが低いですね。。。
もはやネットの情報と同じで、自分で正しいものを判断しなければなりません。

次にホテルや百貨店などの食品偽装問題ですが、これは氷山の一角で有名・無名店を問わなければ物凄い数になるでしょう。
雑誌のコラムやテレビ等で、「今回の問題は自分たちで調査したことを自分たちで発表しているので、自分で自分の首を絞めている」というような事を言ってる人もいますが、そういう人は料理界の内情を知らないんでしょうね。

料理人って、一カ所だけにしか勤めない人って少ないと思います。
引き抜かれる人もいれば、自分自身の修行として色んなお店を回る人もいるでしょうし、やり方・待遇などに不満を持って移る人もいます。
そうした中には良からぬ事を考える人もいて、今回の件で言えば偽装をネタに強請（ユス）る人もいるでしょう。
腕が良ければ偽装がバレてお客が来なくなっても、自分は他の店へ移れるので関係ありません。

ほかにも仕入れで数社から見積もりを取っても、色々理由をつけて自分と懇意の業者を指定させ、その業者からバックマージンをもらうという人もいます。

ですので、強請られて大金を払うよりは、公表して自浄能力があると見られた方が良いでしょう。
先ほどの特定秘密保護法案の件でも、過去にもしかしたらマスコミがお金等で情報を入手していたかもしれないし、逆に情報を売ってくる人もいたかもしれない。
国家の安全に関する大事なことを、個人的・自社の利益のためにふいにされるのはやめて欲しいですね。
もしかしたら反対している国会議員は既に情報の売買を行っていて、この法律が施行されるとマズイと思ってるんじゃないかと勘ぐってしまいます。

国会議員は、公明正大で大局的な視点を持つ人に務めて欲しいですね。。。