少し前になりますが、今月９・１０日は、秋の高山祭が行われました。
今年は三連休で好天にも恵まれたため、大勢の観光客で賑わいましたね。

９日の日中、表参道に曳き揃えられている屋台を撮影しようと行ってみましたが、人が多すぎて屋台に近づくこともできず帰ってきました。。。
写真は夜祭りの時に家の前で撮ったんですが、アーケードの柱の所にある花壇は人が多くて花が踏みつぶされ、花壇の柵も壊されてしまいました。（悲）

ボクが記憶している中で過去最高に人出が多かったのは、たぶん２００２年だと思います。
この年はＮＨＫの朝ドラで「さくら」が放映され高山・古川が舞台だった事と、乗鞍スカイラインがマイカー規制される前の年だった事もあり、一年を通して観光客がものすごく多い年でした。

この頃はまだ、観光客の入り込み数に比例してお金も使ってくれましたが、近年は人は沢山来てくれてもお金は使ってくれません。。。
正直言って、日本人観光客はお金も使わないしマナーも悪い人（マナーを知らない人）が多く、まだ中国人の方がマナーが悪くてもお金を使ってくれる分イイですね。。。
（中国人でも、台湾の方はマナーが良い人が多いです。）
一番良かったのはヨーロッパ系の外国人観光客だったんですが、原発事故でいなくなってしまいました。（現在は、少しずつ戻り始めてますが・・・。）
彼らの良かった点は、第一にマナーが良かった事！
お店に入ったり出たりするときは、ほとんどの人が会釈や挨拶をしてくれます。
出店時の挨拶や会釈は、何も買ってくれなくてもお店側にとってはとても気持ちが良く「また来てくださいね♪」という気持ちになります。
また、商品も大事に扱ってくれます。
汚したり傷付けたりして商品価値を下げないよう気をつけてくれてます。
この点が、日本人観光客と一番違いますね。
近年は商品を盗む人は少なくなりましたが、代わりに商品の袋を破ったり汚したりして売り物にならなくしてしまう人が多いです。
それで注意しても、何故注意されるのか解らない人も増えてます。。。
（子どもだけでなく、大人にもいます。）
修学旅行生で、そういう子どもが圧倒的に多いのは大阪！
橋本知事、もう少し教育に力を入れて下さい。　お願いします。

あと、マナーについて言えばゴミ処理の仕方も違いますね。
例えば、　だんごを食べた後の串の始末だったら、
ヨーロッパ系の外国人観光客は、ポイ捨てしないでそのまま手に持って観光を続けています。
（以前、ある人から「ヨーロッパの人は身近に歴史的な遺産が多いので、そういったマナーの意識が高い」という話を聞いた事があります。）
中国人は、そこら辺にポイと捨てます。
日本人は、見えないところに隠すように捨てます。

日本人の場合は、ゴミをポイ捨てするのは悪い事とわかっているけど持ち歩くのは嫌なので隠すように捨ててる人がほとんどですね。
大体捨ててあるゴミって、食べ物関係（串であったり容器など）ばかりなんですが、これって食べながら歩くのが原因ですよね。
本来、食べながら歩くというのは行儀が悪い事ですが、それを知らない人が増えてる気がします。
高山のだんご屋さんのように店頭販売のみのファストフード（？）を食べるときは、買ったその場で食べて出たゴミはお店の人にお願いしましょう。
お店の人も、自分のところのものを食べてもらって出たゴミは処理してくれます。

折角の旅行なら、人に迷惑掛けないよう楽しく過ごしたいですね。。。