飛騨高山 さんぽ道飛騨高山さんぽ道

東京へ行ってきました

(投稿日:

問屋さんの受注会で東京へ行ってきました。
先月も別の用事で行ったばかりで、チョット間隔が短いですね。。。

受注会は台東会館で行われたので、近いところで上野にホテルをとりました。
不忍池のすぐ近くで部屋からも池を眺めることが出来ましたが、ここに宿をとった理由はすぐ近くに「うなぎ屋」さんがあるから・・・。(^^ゞ

出張に出た際は、一食はチョット贅沢をして美味しいものを食べるようにしてるんですが、最近はズ~ッと「うなぎ」にはまっており、ついでにお酒も頂くので出来るだけ宿を近いところで探すようにしています。。。

今回は伊豆栄(本店)さんで食べさせて貰ったんですが、ここは4回目になります。
東京で老舗と言われるところや、クチコミで評価が高いところも何軒か行きましたが、何処も身が柔らかいというよりグチャグチャで、身と皮が剥がれてしまい皮はブヨブヨなところが多かったです。
そんな中、個人的には伊豆栄さんが一番美味しかったです。あとは先月行った美濃吉さんも美味しかったです。

291014izusakae.jpgいつもは蒲焼きと単品料理を幾つか頼むんですが、流石にこういう店は単価が高い・・・。
何か良い方法はないかと考えてたら、一日20食限定のランチがある事に気がつきました!
このランチはいろんな物が少しずつ出てるので、酒のつまみに丁度良いと考えました。
平日限定という事で問題はないので、早めに入店してランチと蒲焼きを頼みました♪

ランチはメニューには「小鉢・口取り・刺身替り・焼物・煮物・食事・水菓子」とありましたが、小鉢は酢の物、口取りは栗・もみじ麩・玉子焼・鴨肉(?)・魚の甘露煮が載せられ、稲穂を火で炙ったもの(米がポップコーンのように爆ぜたもの)で彩られていました。
刺身替りは鮪の山かけ、焼物は西京漬けのお魚(鮭?)、煮物は揚げ出し豆腐、食事はミニいくら丼、水菓子は梨とキウイ・フルーツ、それにお味噌汁が付いていました。これで税込み2,160円。単品で料理を頼むことを考えると、いろんな物が食べられるし、とてもお得だと思います。
ただ 一日20食なので、私が頼んで少ししたら「ランチ終了」という声が聞こえてきました。早く行かなきゃダメですね。。。

ランチと蒲焼きをツマミにビールと日本酒を頂きました。
とても美味しく、至福の時間でした♪

 

今回、少し時間があったので上野の森美術館へ行ってみました。
丁度「怖い絵展」をやっており、当日朝の「めざましテレビ」で紹介されたためか開場時間前から結構人が並んでいました。
「怖い絵展」は、この絵は何故怖いのかという背景を説明してあって、絵の見方が変わってきます。
今までどちらかと言えば絵のテクニック的なことに目が行きがちでしたが、作者がどのような思いで描いたのかを想像することができました。
今回の展示の目玉にもなっているポール・ドラローシュの「レディ・ジェーン・グレイの処刑」は、16歳でわずか9日間だけイングランド女王になった(なってしまった)ジェーン・グレイの処刑が描かれており、実際は黒いドレスを着ていたけど絵の中では純白のドレスを身に纏い、身の潔白を主張するかのような作者の意図が感じられます。
この絵の場面のあと、処刑が執行されたことを考えると、絵が綺麗なだけにその後の惨状を想像しただけで怖くなります。。。

あと、ギュスターヴ=アドルフ・モッサの「飽食のセイレーン」を見た瞬間、永井豪氏の「デビルマン」に出てくる「妖鳥シレーヌ」を思い出しました。
セイレーンはギリシャ神話に登場する上半身は女性の身体、下半身は鳥の姿とされる怪物で、シレーヌ(sirène)はセイレーンのフランス読みという事を考えると、デビルマンに登場するシレーヌは「飽食のセイレーン」をモチーフにしてると考えられます。

あ~、時間があったら もっとユックリと見たかったです。

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