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サッカーW杯

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今朝は早く目が覚めたので、アルゼンチン-クロアチア戦を後半途中から見てました。
やっぱりメッシは凄いですね。。。

残念ながら日本はベスト16で敗退してしまいましたが、本当に素晴らしい戦いをして新しい時代を見せてくれました。
『大手のひら返し』なんて言葉も出て来ましたが、サッカーや野球なんかで知ったかぶりして批判する人って恥ずかしくないのかな???
「森保監督、ごめんなさい」って謝ってる人もいるけど、批判される側の人間を考えるなら 言い方とか考えるべきだと思います。
でも森保監督はそうした批判も受け止められる凄い人だと感じました。こういう方が会社の上司だったら、みんなついて行くし会社も成長すると思います。自分だったらキレちゃってダメですね。。。

 

解説者や元代表の中にも色々言ってた人がいましたが、発言を聞いていると指導者向きでは無いと感じる人が何人かいました。
W杯本番が始まる前のテストマッチで、点を取るためにコーナーキック等で工夫しなきゃダメだと言ってた人もいましたが、このタイミングで策を弄するような事を行えば攻撃パターンを対戦相手に教えるようなもので、目先の勝利に拘って失敗するタイプだと思いました。
そもそもチャンとした戦術眼を持っているなら、どこかのチームの監督・コーチに声が掛かると思うけど、一度も経験したことが無い場合は発言が面白いというだけの場合もあるので鵜呑みにしない事ですね。。。

 

解説者の中で興味を持ったのは元代表の福田正博氏で、森保監督のチーム作りの話など「なるほど~」と思って聞いていました。
よく「何故、あの選手を選ばないんだ!?」という話を耳にしますが、同程度のレベルの選手ならスタメンを外されてチーム内で文句や批判を言って雰囲気を悪くするような選手は選ばないとか、まあ当たり前だけど納得しました。

次期監督の話も出ているけど、思い出してみれば過去の代表の中にはそのような文句を言う選手もいたし、外国人監督だと選手との意思疎通がスンナリ行かなかったり、オリンピック代表監督と兼任した方が良いなど色々な経緯があって森保監督になったと思います。

サッカーってクリエイティブなスポーツで、野球と違って一球毎にベンチから指示を出すことなどありません。バレーボールやバスケットボールのようなコートサイズでもないので、指示の声も届きにくいです。
ですので選手達が自分で考えて行動しなければならず、森保監督は大枠だけ指示して細かい点は選手間で考えさせるようにしたそうです。
今の代表は賢い人が揃っているので、システムもゲーム中に4バックから3バック(5バック)に変更しても問題ありませんでした。以前の代表では、システム変更を指示しても対応出来ない選手もいました。

 

ではベスト8以上を目指すには あと何が足らないかと考えると、やはり個の成長だと思います。
メッシやネイマール、クリスティアーノ・ロナウドのような絶対的なエースがいれば それに合わせたチーム作りもあるかもしれないけど、現実はそうではないので選手個々がもっとレベルアップする必要があると思います。
最年少の久保建英選手も、相手に当たられると簡単に吹っ飛んでしまうので物足りないと感じた人も多かったと思います。久保選手より小柄な相馬選手は大きな選手に当たられても簡単に倒れないし、逆に当たってボールを奪ったりします。
期待の大きかった鎌田選手は調子が悪かったのか、簡単なトラップミスをしたり今ひとつ活躍できませんでした。

個人的に一番凄いと思ったのは遠藤選手で、ドイツで2シーズン連続でデュエル王になっているだけあって1対1でボールを奪った後に、攻撃に繋げるパスを何本も出しています。見ていて『そこへパスを出すのか』と唸るものもあったけど、味方が付いてこられず攻撃に繋がりませんでした。
あと、ドイツ・スペイン戦で同点ゴールを放った堂安選手も良かったですね。
ドイツ戦のシュートスピードは120キロ越えの素晴らしいものでした。シュートスピードがあると、正直、ディフェンダーやキーパーは怖いですよね。。。
以前、ブラジル代表のロベルト・カルロス選手は140キロ越えのシュートを放っていましたが凄かったですね。

 

ABEMA. TV で解説していた本田圭佑氏は評判が良かったそうですが、TV番組を見ていたら『代表の監督をやりたい』と言ってたけど個人的には疑問符が付きました。
果たしてチームをまとめられるのか?
選手より目立つ監督は、チームがうまくいかない気がします。。。
元日本代表監督のハリルホジッチ氏は戦術には長けているけど、癖が強いので今回もモロッコで途中解任されています。
#おかげでモロッコは快進撃中!
以前から身体能力の高いアフリカ勢が規律やチームプレーを取得したら手に負えないかもしれないと言われていたけど、フランスとの対戦が楽しみです。

 

今回の日本代表はベテランと若手の融合がうまくいったと思います。
次回のW杯では、レアル・マドリード・カスティージャでプレーする中井卓大も呼ばれるかもしれないので楽しみです。
懸念するのは、今回の長友選手のようにベテランで盛り上げてくれるムードメーカーは誰かいるかなって点です。
やっぱり実績のあるベテランが雰囲気を作ってくれるのは、若手にとってやりやすいと思います。
また吉田選手のキャプテンシーも素晴らしかったですね。

次のW杯は出場国も増え 会場も3カ国になるので移動等も大変だと思いますが、どんな世界を見せてくれるのか、新しい扉は開くのか今から楽しみです!