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SDGs11:住み続けられるまちづくりを

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先日の高山祭は2日間とも雨が降り、結果オーライの祭りとなりました。
高山短大からは学生のバイトを断られ、シルバー人材も受けられないとの事で人員不足になっていました。
雨の合間を縫って屋台は出せたし、獅子舞や闘鶏楽も行う事ができました。
15日は観光客が多かったけど、中高年の方が多くてマスクもしていました。
ただ人出は多かったけど、お金はあまり使ってくれなかったようでした。
バスツアーもあったけど、個人で来た方は多分、純粋に祭りを見たい人だったんじゃないかと思います。コロナ禍前の祭りでは、ビールの空き缶・コップやゴミ等がイッパイ落ちてたけど、今回はゴミは落ちてたけどビールや酒の容器は目に付きませんでした。
(3月のまん延防止が終わった後は、若い子が多かったけどビール・酒の容器が結構落ちていました。)
通常通り祭りを行うと聞いた時は「えっ!?」と思った人も多かったけど、雨のおかげで結果的に良かったと思います。

 

昨日、町内総会(書面表決)の資料を作りに「まち協」へ行ってきました。
町内の役は本当は3月末までなんだけど、何年か前から前年度の役員が事業報告や決算報告を行う所までやって、その後の議案から新役員に代わるという方法になっているため、取りあえず資料を作るところまでこちら(旧役員)で行って、書面表決の集計等は新役員にお願いすることになりました。
個人的には、こんな面倒なことをしなくても旧役員が事業報告や決算報告等をまとめて新役員に渡し、新役員が資料を作成すれば良いのではないかと思っています。
普段の総会でも事業報告や決算報告は旧役員・委員が説明しても、全体の進行等は新役員が行えば良いと思います。

実は2年前に私たちが役員を引き受ける際、旧役員の方達は総会も書面表決も行いませんでした。
当時、コロナが流行し始めて各団体等では書面表決を行っているところが多かったんだけど、やり方が分からないから引継ぎだけして終わった感じでした。。。
私はその頃、商店街の専務理事もやってたので色々調べて書面表決を行いましたが、当時は総会の時期だったので、担当者は結構大変だったと思います。

 

また4年後に町内の役が回ってくるけど、今度は私たちの班から町内会長を出さなければなりません。
(役員は二つの班から選ばれるけど、人数が少ないので全員が役を受けなければなりません。)
ただテナントで入っている方や、そこに住んでいない方もいて、中には委員になっても全然委員会に出席しない無責任な方もいます。
なので「お前んとこの町内はどうなっとるんよぉ!」と言われる事もあります。

でも今回コロナ禍で活動が大幅に制限され、それでも済んでいくんだから「やらなくてもイイんじゃない」と強く思いました。
(まち協として行う活動は、かなり絞れると感じました。)
町内副会長が兼務する「安全安心まちづくり部」は出来たばかりなのでまだ手探り状態だけど、近年、大雨による災害も増え「どのように避難するか」「避難所には何があるのか」等を把握する必要があると感じました。
逆に体育部などは、昔のように娯楽がなかった時代は良かったかもしれないけど、今は不要だと思います。
もしやるのなら、希望者だけでサークルのような感じで行ったらイイんじゃないでしょうか。校下の全町内が参加しなくても、やりたい者が「会員募集」という形でやり、予算もある程度振り分けて任せたら良いと考えます。

 

昨年度、「安全安心まちづくり部」の副委員長を受けたけど、受けるに当たって「まち協」の代表の方に2点お願いをしました。
一つは、委員長や副委員長は順番を作って欲しいと言う事。今は委員長を受ける順番(町内)を決めている委員会が多いけど、この部もそうして欲しいとお願いしました。私は以前、環境委員長も務めたことがあるけど、その時は「下6町(上神明・下神明・上一・上二・上三・片原町)の番」と言われ、その中でも何となく「次は上二の方」と決まってたけど、上二の方が「そんな話は聞いとらん!俺は絶対にやらん!!!」と言ってきかないため私がやりました。
順番を明確にしておけば、「今度は委員長がまわってくる」と分かるので町内の方でも変な人は選出しないと思います。

もう一つは、「委員会を増やさないで欲しい」という事です。昨年度から広報委員というのも新しくできたけど、委員会が増えるとその分の人を班から出さなければならないので、人がいない班は大変です。私の記憶では、広報って社会教育部の中にあったような気がするけど、社会教育部がフラワーリースとか文化教養的な講座を行うのなら、こちらも希望者だけのサークル形式にしたら良いと考えます。

 

SDGs が訴えられている現在ですが、会社以外でも持続可能な社会を考える必要があると思います。
持続可能な開発目標の11番目に『住み続けられるまちづくりを』というのがありますが、現状は「もう、町内を出て行きたい」と考えている人もいますし、私も「このままだったら、町内会も祭りの氏子も抜けるしかないかな・・・」と考えています。
町内会の方は上三之町筋の恵比須台組保存会と町並み保存会を中心に考えているので、筋から東西に外れた家は軽く考えられている節があります。防災訓練も新聞記事には「恵比須台組保存会と町並み保存会が行う・・・」という紹介です。
でも今は、石浦町など町内会に入っていない家も多く、入らない方が役も回ってこないのでイイかもしれません。。。

 

下の写真は、4月12日の宮川沿いの桜です。
今年は一気に咲いて、すぐに散ってしまいました。。。

普段の祭りの後は、このベンチ周りにビールの空き缶等がよく捨てられています。

3月のまん延防止期間中でも若者の観光客が多かったけど、上三之町でコロナ感染者が出たという話は聞きませんでした。(コロナ感染者がお店に寄っていったけど、体調に変化はないですか?という確認電話を貰ったという話は聞きましたが大丈夫だったそうです。)
やっぱり感染対策(マスクと換気、手指消毒等)をキチンとやっていれば、ある程度防げるんじゃないかと思います。
問題はマスクを外す飲食で、特にアルコールが入ると声も大きくなって飛沫が飛び、マスクも面倒で付けなくなります。外食等で拾ってきたコロナを家族に遷してしまうと、子ども同士は密着して遊んだりするので感染が拡大してしまいます。
祭りでは開放的になった観光客が酒を飲んで騒ぐ様子を多く見かけます。なので最初にも書いたけど、雨で本当に良かったと思います。