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コロナ禍の高山祭

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毎年4月14・15日に行われる春の高山祭(日枝神社)ですが、先日、通常通り行うという発表がありました。
しかし新聞等の報道を見ると伝統を継承するために行う物だから、コロナ感染が心配されるので観光客は来るなみたいな感じでした。

この記事を見た人たち(氏子や祭区域外だけど手伝いに来る人)と話をしたけど、皆、呆れていました。
観光客は来るなと言っても何の強制力も無く、全国から大勢の人が集まってくると予想します。
伝統の継承で問題なのは 子どもの獅子舞や闘鶏楽などだと思うけど、これは学校の運動会で披露する機会を作ればイイんじゃないかと思います。
実際に私が子どもの頃は、学校の運動会(体育祭)で同級生達が行う獅子舞や闘鶏楽を見た覚えがあります。

また言い方の問題として、「祭りは通常通りやるけど観光客は見に来るな」と言うよりも「祭りは神事のみやります」と言っておいて、感染状況を見てゲリラ的に行列や屋台の曳き揃えを行う方が良かったと思います。(氏子にはその旨を予め伝えて置いて・・・。)

下のグラフは今年1月1日~3月20日までの、高山市のコロナ新規感染者数のグラフです。
実は1月18日から新規感染者数がゼロになった事はありません。
4月になって祭り近くに新規感染者数がどのようになっているかは分かりませんが、通常通り祭りを行うにしても今までのように屋台の番をしながら酒を飲んで真っ赤な顔をしている氏子がいたら恥ずかしいですね。。。