１０月２３日の土曜日、街頭補導の当番で市役所へ行ったんだけど、土曜日の夕方なのに駐車場には半分以上車が駐まってて、若い人が何人も出入りしていました。
「何でだろう！？」と思ったら、期日前投票に来ている人達でした。
私自身は期日前投票って過去に１回しかしてないけど、こんなに人が多いのにビックリしましたが、多くの人が投票に行くのは良いことだと思います。

 

先日、嫁さんと話していて 私に「前は政治の話なんてしなかったのに、いつから詳しくなったの？」と言われました。
商店街で陳情のために、当時 国土交通大臣だった金子和義さんにお目にかかったり、ＴＶ番組『たかじんのそこまで言って委員会』で橋下徹氏が出てきたりしたこともあったけど、真剣に考え出したのは民主党政権になってからでした。

それまで自民党政権で、首相や大臣がコロコロ代わっても何事も無かったように過ぎていました。
なので、「政治家が代わったくらいでは、自分たちの生活には  さほど関係ない」と思っていましたが、民主党政権になって急激に悪化しました。
民主党政権は３年チョットしかありませんでしたが、その前の私の店の売上を１００とすると１年で８０に下がり、２年で６０、３年で４０にまで下がりました。
また「円高は良い事だ」と言って、１＄＝７５円になるまで放置しました。当時、財務大臣だった藤井裕久氏が「円高は良い事です」と熱弁していたのを、よく覚えています。

 

２０１１年に東日本大震災があり、外国人観光客は一旦退いてしまいましたが、その後も円高のため戻ってきませんでした。
しかも円高なのにガソリンは高騰し、揮発油税などを引き下げる特別措置（トリガー条項）も凍結してしまいました。
また東海北陸自動車道の４車線化工事も中断し、高山市民にとって何一つ良い事がありませんでした。
その後、自民党 安倍政権になり円高は解消され、ガソリン価格も落ち着きました。

民主党は政権を取る前に「騙されたと思って、一度私たちに政権を取らせてください」と言って支持を呼びかけていたけど、結果、本当に騙されてしまいました。
実は私、当時の民主党に比例で１票入れてしまいました。
この失敗を踏まえて、政治に強い関心を持つようになりました。

 

その後、自民党 安倍政権になりインバウンド政策もあって徐々に回復してきましたが、民主党はと言えば分裂してしまい立憲民主党は「自民党の批判しかしない党」になってしまいました。国民民主党の方が小さいですが、まともな政党だと思います。
あと、まともだと思う政党は日本維新の会ですが、個人的にネックなのはベーシックインカムです。特にこれで健康保険を無くしてしまうと、高額医療を受けられない人が多数出てきてしまうかもしれません。結果、金持ち優遇と批判されそうです。
ただ私自身、毎月病院へ行ってましたが本当にお年寄りが多いです。コロナで一時ガラガラになりましたが、ワクチン接種が進んでまた賑わってきました。お年寄りの中には必要以上に病院へ通う方も見え、それだけ無駄な保険を使っている事になります。この点の対策もできれば、ベーシックインカムも賛成かな・・・。
それから公明党は、一番 庶民に寄り添ってくれる党だと思います。ただ、創価学会という宗教がらみなのを嫌う人もいますね。。。

その他の野党は、与党の批判しか言わなかったり、言う事が変わったり、財政等の内訳が分かってなかったりして個人的には信用できないです。
自民党も菅政権時は、自画自賛するけどコロナの対応は遅いし、岸田政権に代わらなければ上記その他の野党と同じで信用を失っていたかもしれません。

 

若い人達の中に「どの政党に入れたら良いかわからないから投票しない」と言う人もいますが、取りあえず今、候補者や政党が言ってる事で判断して投票してみれば良いと思います。
そして投票した候補者や政党が、その後どのような活動をしているのかをチェックしていると自然と他の政党が何を言ってるのか理解できてくるので、まずは投票に行くことが大事です。
投票に行くことで、どの年代層が来ているのかわかるので、若い人が多くなれば 若い人向けの政策も多くなってきます。

まずは今 自分がわかっている情報で判断して、１票を投ずる事が重要です！