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氷菓 設定考察1

(投稿日:

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氷菓の舞台は、神山高校となっています。
学校名の由来は、原作者の米澤穂信氏がもともとは神岡町(現・飛騨市)出身で高山へ引っ越してきたらしく
神(岡)+(高)山=神山 となったらしい・・・!?
学校のモデルは斐太高校。
アニメ第一話で「切磋琢磨  確乎不抜」(せっさたくま かっこふばつ)と書かれた額が出てきたけど、これは斐高の校訓です。
現在、角川文庫で発売されている原作小説<古典部>シリーズ 第四弾「遠まわりする雛」の超特大アニメビジュアル帯の裏にも載ってます。
第三弾「クドリャフカの順番」の帯裏には神山高校全景(概念図)が載ってますが、これを見ても斐高をモチーフにしているのがわかります。

ちなみに学校前の橋(合崎橋)は、今秋の「ぎふ清流国体」が終わった後に架け替え工事が始まります。
そのため前にも書きましたが、グラウンドと第二グラウンドの間の通学路は残念ながら無くなってしまいます。。。

ついでに、第二弾「愚者のエンドロール」で鉱山が閉山して廃村となった場所の話では、神岡鉱山の廃墟となった町が舞台ではないかと思います。
#これも原作者が神岡をよく知っているから!?

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第四弾「遠まわりする雛」では”千反田える”が住む陣出地区にある水梨神社のお祭りの話となってますが、これは「生き雛まつり」も出てることから一之宮町の水無神社だと想像できます。
水無神社は「みなしじんじゃ」が正式な呼び名ですが、こちらでは「すいむじんじゃ」と呼ぶ方が多いです。
原作では「小さな神社」となっていますが、実際の水無神社は歴史が古く、境内もとても広く立派な神社です。

アニメ・エンディングのクレジットにスペシャルサンクスとして「岐阜県立斐太高等学校」と並んで「飛騨一宮水無神社」と表示されてる事からも、”水梨神社=水無神社” であろうと思われます。

そうなると同じ地区にあるとされる”千反田える”の家ですが、こちらは「加茂花菖蒲園」がモデルとして美術設定されているようです。
#同じくアニメ・エンディングのクレジットに表記されています。

加茂花菖蒲園
http://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/index.html

 

 

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「遠まわりする雛」では奉太郎が「生き雛まつり」で傘を持つ役割を担ってますが、写真手前の眼鏡のオジサンの格好をさせられたと思います。。。(^^ゞ

 

あ、アニメ第二・三話で奉太郎と”える”が待ち合わせた喫茶店「パイナップルサンド」は、筏橋近くの「バグパイプ」ですね。

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