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高山市長選

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昨日(8/26)高山市長選挙が行われ、現職の國島芳明氏が当選しました。
新人の益田大輔氏と一騎打ちで、知名度その他で國島氏が圧勝すると思われましたが、実際には國島氏:25,866票、益田氏:19,361票でした。
益田氏は高山青年会議所理事長を務めたとはいえ、市民には知名度は低く一万票も集まらないんじゃないかと言う人も結構いました。
しかし予想以上に接戦となった背景には、益田氏の政策を支援するというよりは國島氏への批判票が多かったと思います。

國島氏は火葬場とゴミ処理場の問題や議会での不規則発言等、「天狗になってる」等の声も聞きました。
また、いろんな人と話していて結構話題になったのは「市役所がブラック企業化している」事でした。
精神的に病んで退職した人や休職している人、残業続きで毎日夜遅くしか帰ってこない、休みの日も仕事に出かけなければならない・・・等々。
しかも残業と休日出勤を合わせた手当は上限が決まっていて、平日4日ほどの残業でオーバーしてしまう事も・・・。

実は今年の春、商店街の総会で國島市長と話をした際、「市役所はブラック企業と言われている」という事を伝えたら、
「いや~、そんな事はない。自分(國島市長)はブラックな程働いているけど、ほかの職員はそんな事はない。」と言われました。
私は「ブラックと言われるかもしれないが、職員は皆、高山のために頑張ってもらっている」とか労いの言葉があるかと思ったら、自分の事だけでガッカリしてしまいました。
#もしかしたら、このあたりが前市長から後継として推されなかった理由かもしれないです。。。

益田氏の政策の6番目に「日本一、こころが元気な市役所づくり」とあって、「過労による疲弊・鬱への早期対応・早期解決」と記してありましたが、精神科医の益田氏のところへ何人かの市職員が診てもらったのかもしれません。。。

また市役所は以前、高校を卒業して大学等に進学した子が地元に戻ってくる際の人気の職場でしたが、今は受験者数は多いけど人気は下降線なのは、先輩達からいろんな話を聞いているかららしいです。(知人の子供談。)

下の写真は國島氏が初めて立候補した時の写真です。
今回の選挙で益田氏に多くの票が入った事について「真摯に受け止めながら今後の市政の運営をさせていただく」と話されたそうだけど、初心に返って謙虚さを忘れないで高山のために頑張って欲しいです。

まずは、当選おめでとうございます。

国島芳明