飛騨高山 さんぽ道飛騨高山さんぽ道

高山祭

(投稿日:

 

4月14・15日と春の高山祭が行われました。
今回は震災の影響で、ものすごく観光客が少なかったですね。。。
でも二日間とも好天に恵まれ混み合う事もなかったので、見に来て下さった方は十分に祭りを楽しめたのではないでしょうか。

ボクは今回、初めての組総代で初めての宮本(準加役)になりましたが、わからない事だらけで皆に教えてもらいながらやりました。
#同じ組のNくん、有楽組のYさん、どうもありがとうございました。
しかも震災もあって、忘れられない祭りになりました。

ご巡幸前には黙祷を捧げ、お酒は控えめにという事で
ボクは裃を着ている間は一滴も飲みませんでした。。。

祭りは2日間でしたが、準備や片付けを入れると前後4日間は祭りで潰れてしまいました。
正直言って、今は母が店番をしてくれるので留守にできますが、将来的には店を閉まって祭りに出なければならない!?
でも、そうまでして祭りに参加しなければならないか疑問です。。。
ボクの組は非常に人数も少なく(実際に住んでいるのは四軒)、負担が大きいです。
屋台組でも人出が足りなくて、親戚などに頼んで参加してもらってるところもあります。
ボクの組もテナントの方など、氏子でない方に依頼して出てもらいました。
こうなると誰のための祭りなのか!?
盛大に行う事ばかり考えて、もはやイベントと言われても仕方がないと思います。

32-230414seiryutai.jpg一昨年、少数組対策が考えられ大きい組が小さい組を手伝う事なりましたが、実際には機能していません。
大きい組は何百人といるので、一生に一回、裃を着るかどうかなので、20~30万円かかる裃を買えとは言えません。
また祭りに出仕してくれた人には手当が出ているそうなので(ボクらは無給)、少人数組を手伝う人にもお金を出さなければなりません。
ですので、大人数組の人からは「手伝えと言われても困る」と言われました。

高山祭りは長い歴史がありますが、その間ずっと同じやり方だった訳ではありません。
組が分かれたり、青龍台組がずっと行ってきた宮本を当番制にするなど時代に即して変わってきました。

能力が無い人は今までと同じやり方を踏襲する事しか考えませんが、このままでは氏子を抜ける人も出てきそうです。。。