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国葬

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エリザベス女王の国葬が執り行われましたが、厳粛な中にも国民から愛された女王であった事が感じられました。
日本でも今月27日に安倍元総理の国葬が行われる予定ですが、当初賛成が多かった国葬が旧統一教会問題によって現在は反対が多くなってしまいました。

個人的には旧統一教会問題が露呈してチョット迷いましたが、安倍元総理の功績を考えれば、やはり国葬で哀悼の意を表したいと思います。
国葬を反対する人は「法的根拠を示せ」とか言ってるけど、国葬に関する法律は無いので逆に国葬できない法的根拠を示して欲しいですね。。。
今回は内閣府設置法を根拠として国葬実施を閣議決定しましたが、国の行政が行うことは全て法律上の根拠が無ければいけないという事になると、現在の法律は穴だらけになります。

 

歴代の総理大臣を見ても、安倍元総理ほど世界における日本の位置を高めた人は見当たりません。。。
インバウンド政策のお陰で、民主党政権によってドン底に落ちた経済も上向きになりました。アベノミクスが失敗したから国葬反対を唱える人は、民主党政権をどう思っているのか訊いてみたいです。
中には税金を使う事を問題視する人もいますが、先ほどの内閣府設置法は行政の事務配分を定めた規定に過ぎないので、お金の出所は複数あっても良いと思います。国民の中にも香典代わりに出したい人も居るので、有志から募ったりクラウドファンディングみたいなものでも良いと思います。

 

最後に政治家と旧統一教会との関係についてですが、これは絶対に関係を断ち切るべきだと考えます。
旧統一教会は霊感商法等で問題になり、現在は信者から多額のお金を巻き上げる事が問題になっていますが、信者に多額の献金を要求するのは他の宗教団体でもあります。
問題なのは教義だと思います。
旧統一教会がいくら名称を変更しても教義は変わりません。
「エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること」など、日本の国益に反する宗教団体には非課税などの宗教法人のメリットを剥奪する法整備をした方が良いと考えます。
※『信教の自由』により教団の解散命令は難しいと聞きます。信じる事は自由でも、メリットを付与するかしないかは別問題だと考えます。

安倍元総理が旧統一教会の教義を知っていたかは もう確認できませんが、付き合いの長さから考えれば知っていながら利用したと考えるのが自然だと思います。
ただ功績としては素晴らしいものがあるので、それはそれとして今回は死者に対する礼儀として哀悼の意を表し、『さよなら』したいと思います。