飛騨高山 さんぽ道飛騨高山さんぽ道

令和2年7月豪雨

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ニュースでも流れましたが、飛騨地方も先日の豪雨で甚大な被害に遭いました。
現在もJR高山線は土砂流入により萩原-高山 間が不通、国道41号線も下呂市小坂町で路面が崩落したため通行止めになっています。
以前だったら、この2つの交通網が止まったら岐阜・名古屋方面とは行き来が出来なくなり大変な事でした。
現在は、東海北陸自動車道は被害に遭わず通っているので助かっています。
しかし2年前の西日本豪雨では東海北陸自動車道とJRで土砂崩れが起こり、国道41号線が命綱となってました。

 

今回、JR高山線の土砂流入は線路が寸断されたようでは無いみたいなので、雨がやんで工事が出来れば何とかなりそうですが、問題は国道41号線で、ニュースでも道路がえぐり取られて崩落してしまった様子が流れましたが、復旧にはかなり時間を要するかもしれないです。

 

下の写真は7月8日の午前10時半頃の宮川(鍛冶橋下流)の様子です。
まだ結構水が多いですが、6時頃と比べると少し水が引いていました。

朝市側から向かいの河川敷を見ると、木屑等が水が引いた後に残されていました。

こちら側の河川敷には、一羽のカモがジッと濁流の川を見ていました。

高山市内でも滝町などで土砂が家の中に流入するなどの災害に遭いましたが、久々野町の舟山では1,000mm以上の雨が降ったそうで、ここの7月の平均降水量は400mmくらいだったと思うので、短期間で倍以上降った事になります。
また舟山の隣りに位置する位山は分水嶺となっており、ここを境に日本海と太平洋に分かれて川の水が流れていきます。
舟山に降った雨は飛騨川に注がれて太平洋に向かいます。
そのため今まで経験したことも無い量の雨が飛騨川に注がれ、国道41号線の崩落をはじめ白川のバックウォーター現象など様々な災害をもたらしたと考えられます。

 

この災害で観光客はまた減りましたが、ホッとした部分もあります。
それは東京をはじめとした首都圏でコロナの感染者数が増えており、岐阜県内でも神奈川・東京へ仕事で行った方が感染しました。
東京で感染者が増え始めた時、小池都知事は「他県への不要不急の移動は自粛願います」と言ったけど撤回してしまいました。
個人的には感染者が増え始めた首都圏は、圏外への移動を自粛して圏内で経済をまわし、感染者がほとんどいなくなった他の地域は その中で経済をまわしていけば良いと思いました。
しかしその後、東京経由の感染者は全国に広がりはじめ、再び緊急事態宣言をしなければならない状態に近づいてきました。

 

GoToキャンペーン(国交省)も「今じゃない」と思うし、レジ袋の有料化(経産省)も今じゃないし統制も取れていない状態です。
あと、病院の経営難に対する厚労省の無策・・・。
GoToキャンペーンによって感染が拡大したら、これは人災です。
政府はどう責任をとるんでしょうか!?

次回の選挙は自民党はダメかもしれない・・・。
かといって、立憲民主をはじめとする野党はもっとダメだし・・・。
ひょっとすると、大阪維新の会が全国区になる日が近いかもしれない・・・。