自民党総裁選
今月27日に自民党総裁選が行われます。
9人が立候補していますが、個人的に ひとり『この人が総裁になったら、絶対に野党に投票しよう』と思っている人物がいます。
それは、小泉進次郎氏。
若い、カッコイイ、父親が元総理で知名度がある・・・等々、人気は高いようですが、小泉構文をはじめ、環境大臣時代の「温室効果ガスを46%削減する」の数字について『おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が・・・』と答えてインタビュアーや視聴者から怪訝な目で見られました。
また選択的夫婦別姓について自分の家庭環境を持ち出して説明していますが、伯母を名字が違うのに実の母だと中学まで思い込んでいたなど、噂通り『地頭が悪い』と感じます。
ついでに言うと、私はこの選択的夫婦別姓制度は反対なのですが、TVを見ているとモーニングショーの玉川氏など『反対する理由が分からない』と言っています。
理由は、候補者の小林氏が述べているように子どもの視点に立てば解ります。
多くの親は自分の事より子どもの事を考えます。
またよく『世界では夫婦別姓が主流だ』『日本の同姓制度は日が浅い』などと言う人がいますが、世界で主流だからそれが正しいと考えたり、日が浅いから間違っていると考えるのは違うと思います。
それから父親の小泉純一郎元総理は郵政民営化を掲げて総理になりましたが、郵政民営化については良かったと思いますが他の政策は全然ダメでした。
例えば、派遣などで非正規雇用を促進し格差が拡大しました。
また、大型店舗の進出緩和により地域の商店街が衰退し『シャッター通り』が増加しました。
年金などの社会保障も『百年安心』と豪語しておきながら、すぐに危ないことが分かりました。
他にも色々ありますが、非正規雇用を増やしたり、大型店舗の規制緩和など大企業の経営側に有利な政策を行ったイメージです。
※友人・知人と話しをしてると、社会保険の半分を会社が負担していることを知らない人が結構います。非正規雇用なら会社は負担しなくて良いので、この政策は会社側には大歓迎でした。
息子の小泉進次郎氏も、環境大臣の時にレジ袋を有料化した事で経営側にとっては経費削減になる政策でした。日本ではレジ袋を二次利用する習慣があり、環境問題云々言ってましたが結局は詭弁だったと思います。
解雇規制緩和も経営側に取って有利なだけで、ライドシェアの全面解禁も地方のタクシー会社が潰れるかもしれません。
進次郎氏が総裁になれば、親子二代に渡って地方を弱体化させ一般労働者を困窮させる事になります。
あと、総裁候補で加藤氏と河野氏も個人的には総裁にふさわしくないと思っています。
でも決選投票になったら、この2人は残らないと思うので理由は割愛します。
他の6名の候補者については『帯に短しタスキに長し』という点もありますが、総裁になったらそれなりにやってくれそうな気がします。
ただ自民党のお金の問題は、自民党議員は『解決済み』と言ってる人が多いようですが多くの国民はそうは思っていません。
この辺りの感覚のズレも含めて、久しぶりに自民党が下野するかもしれませんね。。。
9月8日の『日曜報道』で、橋下徹氏が立憲民主党代表候補者4名との話しの中で『無党派層は選挙協力の事なんか何も分かっていない』とバカにしていました。
でもそこをシッカリしておかないと、政権交代が現実に起こるかもしれないので共産党との約束事はキチンとしておいて欲しいですね。。。
あとで共産党から『選挙協力したんだから、自分たちも連立与党にしろ』とか、政策面で骨抜きにされるような事態にならないようにお願いしたいです。