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全国旅行支援 東京

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11月1~2日、仕事で東京へ行ってきました。
9月下旬には行く日にちが決まっていたため、東京で全国旅行支援が使える前から交通費と宿泊費の変化を見てましたが、便乗値上げが多いと感じています。。。

全国旅行支援は交通付き宿泊で上限8,000円、宿泊だけは5,000円を上限に40%割引が受けられ、平日なら地域クーポン3,000円も貰えます。
最高11,000円もお得になる制度なので、大変人気がありスグに売り切れてしまいました。
楽天トラベルでは東京都の申請は10月25日の12時からでしたが、12時5分にアクセスできたときには既に受付終了になっていました。

今回の東京行きは、交通手段は富山から飛行機で移動するつもりだったので、当初は飛行機代+ホテル代がセットになったプランも考えていました。
しかし10/11~10/17にANAでタイムセールを行うと案内が来て、今まで富山-羽田間はタイムセールの対象になったことが無かったと思うけど、今回は対象になっていたのでセールが始まるまで予約を待ってみました。
ちなみに搭乗期間は11/1~12/27で、富山-羽田間は8,200円~となっていました。
しかしセールが始まっても、料金は片道12,000~13,000円台で変わっていない・・・。
私はもしも申請できなかったときも考えて、取りあえず飛行機だけ予約を入れておきました。
#全国旅行支援関係無しだと、セットで予約するより飛行機とホテルを別々で取った方が安いので・・・。

 

翌日に再度確認すると11月1日は15,000円台に値上がりしていました。乗客数等によって金額が変化する事はあるけど、当時実際に乗っても予約時の座席指定時の人数とほとんど変わらず非常に余裕がある状態でした。
また飛行機代+ホテル代のセット料金も浅草のホテルで確認すると当初は36,000円ほどでしたが、全国旅行支援の申請がはじまった時には1万円以上高くなっていました。

今回は浅草でホテルを取りましたが、それは楽天での申請一日前にホテルのサイトで全国旅行支援プランが売り出されたためで、取りあえずそちらでも予約を入れました。
ホテルも楽天も宿泊前々日までならキャンセル料が掛からなかったので、楽天の予約も残したままでホテルサイトと両方予約を入れましたが、翌日 楽天の方は全国旅行支援がすぐに終了していたのでキャンセルしました。
ただここで一つ気がついたのが、ホテルサイトで予約した部屋がグレードダウンされていて実質数千円の値上げと同じ状態でした。
実は浅草の他にも、上野・新橋・浜松町・竹芝のホテルもチェックしていましたが、全国旅行支援と関係ない(やらない)ホテルは料金の変化はありませんでしたが、実施するホテルは普段より料金が高くなっていました。
何処のホテルもコロナで収益が減って大変かもしれないけど、全国旅行支援で安くなる分くらい値上がりしているホテルが結構ありました。

 

私が泊まった浅草のホテルでチェックインの際に「料金が高くなっている。いつもならこの金額だったら上層階の広い部屋になる。」と言うと、フロントの責任者の方が過去の予約状況を確認して「部屋タイプは代えられないけど、上の階に変更します。」と言って部屋を代えてくれました。
このホテルは隅田川沿いに建っていて、川側の部屋ではスカイツリーやアサヒビールのモニュメントを見ることができます。

ホテルにチェックインの際に『ただいま東京プラス』のクーポンを貰いました。

 

東京は紙クーポンと電子クーポンの両方使えるとなっていますが、この用紙1枚でどちらも使えるようです。
紙クーポンの場合は、使えるお店でこの用紙を見せて『紙クーポン』と書いてある左上のQRコードを読み込んでもらって使用します。電子クーポンとして使う場合は『regionPAY』というアプリをダウンロードして、自分で『紙クーポン』部分のQRコードを読み込んでアプリにチャージして使います。
クーポンを使えるお店を見ると、電子クーポンのみのお店が多いです。
これは紙クーポンとして使う場合、本当は複数のお店で利用した人が『この店で初めて使う』とかトボける人が出てくるかもしれないです。
電子クーポンなら自分のスマホの中に残高が表示されるので、トボけようがありません。。。

ただ『regionPAY』をインストールしたり、紙クーポンとして利用してもQRコード等も理解できない年配の方には利用が難しいかもしれません。。。
また年配の方がやっているお店も難しいと思います。

 

ちなみに私は電子クーポンとして京王新宿店の美濃吉さんで利用しました。
クーポン3,000円と出発の際に嫁さんから頂戴したお小遣いでリッチな食事が出来ました。
蒲焼御前と日本酒二合をいただきました。
いつもなら鰻を食べるのは上野の伊豆栄さんなんだけどクーポンを扱ってなかったので、ちょっと遠かったけど他の用事もあって新宿まで足を伸ばして美濃吉さんに行きました。
ここは料理も美味しく接客も良いのですが、ひとつ不服な点は日本酒(常温・熱燗)が月桂冠1種類しかないこと・・・。
冷酒は結構種類を揃えているけど、燗酒は1種類しか無く残念です。(月桂冠も美味しいけど・・・。)
美味しく頂いた後、会計をしましたが『ただいま東京プラス』のクーポンを扱うのは初めてのようで、戸惑いながら会計をしてくれました。
私はクーポン全額(3,000円)と残りを現金で支払いました。
岐阜県は『岐阜旅コイン』という電子クーポンのみだけど、飲食店でクーポン払いして残った中途半端な残高をうまく使えない人もいるようです。(余分なお金は使いたくない。)
だから私の店で110円とか66円とか安い商品を探して『クーポン使えますか?』と訊いてくるんだと思います。
クーポンを使う方も千円単位で利用する(残りは現金)とか心掛ければ、飲食店以外も快く対応出来ると思います。

 

あと今回の旅行で、東京国立博物館で特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を見てきました。
東京国立博物館の創立150年記念事業で、様々な作品を見ることができました。
この特別展に関してはNHKでも特集を組んでTV放映していて、そのおかげで単に眺めるだけでは無く、見るポイントを事前学習する事ができて良かったです。
個人的に感じたのは太刀が何振りかありましたが、皆、細いと感じました。
実は私の祖父が刀の鑑定士だった事もあり、我が家には幾つか日本刀があったのですが、今回見たものより太かった覚えがあります。
日本刀は作られた年代によっても形状が多少違うようですが、今回見たものは細長くて綺麗なものばかりでした。(これで切れるのかと思うくらい・・・。)

それから『一休和尚像』の実物を初めて見たけど、「こんなに小さいんだ」と思いました。
この絵はシンガーソングライターの長渕剛氏とよく似ていると噂の絵で、随分前から絵の存在は知ってたけど意外と小さいことに驚きました。

最後に『金剛力士立像』と『見返り美人図』は写真撮影がOKだったので順番に取っていたんですが、1人メガネをかけたオジさんが『見返り美人図』の横から入って来て覆い被さるように見だしてヒンシュクを買っていました。

今回、入出館する際に何人か見かけたのは、年配の方が特別展を見るのにオンライン予約が必要だと知らずに来てしまって職員の方と少し揉めていました。
コロナ収束後もオンライン予約を続けるか分かりませんが、もし続けるとするならば『スマホやPCを使えない人は見るな』と言う事になります。時間帯毎に入場者数を制限するのは混雑回避にもなり良い事とは思いますが、オンライン予約以外の方法も検討した方が良いと思います。

 

帰りの飛行機は羽田を19時35分発だったけど、現在、羽田空港に入っているお店の多くが営業時間の短縮を行っており、お土産店など午後6時くらいで閉店してしまいます。
なので少し早めに空港へ来てお土産を購入しました。
お土産は我が家だけじゃないので結構お金が掛かるんですが、今回はマイナポイントで公金受取口座を登録したので7,500円分をモバイルsuicaで貰い、それで支払いをしました。
(東京は交通系ICカードで支払えるところが多くてありがたいです。)

飛行機は行きも帰りもエアバス A320(32P)という機体でしたが、前席背面にパーソナルモニターが付いていたりWi-Fiが使えたりとナカナカ良いです。ただ難点を言うなら、座席に付いているヘッドレストが非常に邪魔です。
私くらいの身長(約177cm)だと、座席にもたれるとヘッドレストが肩や頭を押す感じになり、とても居心地が悪いです。。。
これは座席で周りを見ていても、ヘッドレストが邪魔で上へズラしたりする人が何人かいましたが離陸・着陸の際は通常位置に戻さなければならないので落ち着きません。
こういうヘッドレストは新幹線にも採用されていて今の流行なのかもしれないけど、新幹線でも邪魔になって上へズラしています。
もう少し厚みを薄くするとかして貰えるとありがたいですね。。。

今回の東京行きは今年6月以来だったけど、やはり外国人観光客は増えていると感じました。でも電車やお店の中ではキチンとマスクをしてくれています。マスクをしていないのは日本人でチョット知的障害がありそうな方と、イキがっている人が付けていない感じでした。付けていないことで注目を集めていると感じてニヤニヤしています。
高山では11月に入ってコロナ新規感染者数が4日の46人以外、毎日100人を越えています。
全国的にも感染者数が増えているので注意が必要ですね。。。