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新高山市長は田中 明 氏

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一昨日(8/28)行われた高山市長選は元市職員の田中明さんが当選されました。
おめでとうございます。
田中さんの選挙事務所の幹事長は、私と同じ商店街のOさんでしたが知名度など色々苦心されたようです。
今回の選挙結果は以下のようになりました。

▼田中明 1万9815票。
▼益田大輔 1万6140票。
▼藤江久子 5429票。
▼東康弘 4277票。

中日新聞社が選挙日当日に行った出口調査では益田氏が優勢でしたが、最終的に田中さんに軍配が上がりました。
選挙前日に不在者投票に訪れた人は結構多かったそうなので、出口調査と結果が変わったのかもしれません。。。

益田氏優勢の原因をいろいろ聞いてると、自民党の旧統一教会問題も選挙に多少影響しているように感じます。(田中さんは自民・公明 推薦)
また国島市長の路線を引き継ぐみたいな発言も、票が流れた一因になっているようです。
でも田中さんは市職員になる前に総合商社に就職しており、視野が広い点にも期待しています。1カ所しか知らないと、本人は気づかないけど案外世間が狭く一般常識とズレてしまう事があります。
(余談ですが)・・・なので、私の息子には大学時代にいろんなバイトを経験しておいて欲しかったけど、塾講師しかやらなかった事がチョット残念でした。。。(本当は肉体労働やサービス業も経験して欲しかった。)
でも教育学部でもないのに、単位に関係ない講習を受けて斐高へ教育実習に行き、高校の社会の教員免許を取ったのは頑張ったなと感心しました。。。

 

今回2回目の挑戦で惜しくも次点だった益田氏ですが、福岡出身ですが縁あって高山へ来て、1年だけのハズがズッと高山に居てくれています。
地元の者が「高山を良くしたい」と思うのは良くある事だけど、他所から来た人が言ってくれるのは本当に有難い事ですね。。。
飛騨市で大学を作って若者が外へ出て行かないように画策しているけど、私は若いときは他所へ行って様々な経験をして欲しいと考えます。
問題は飛騨に帰ってきても働く場所が無いという事!
折角、大学で勉強してもそれを活かす職場が無いのが問題です。(特に理系。)

また東氏のデジタルを活用する政策は興味がありました。
今問題になっているコロナ新規感染者の全数把握などは、東京都の小池都知事が言ってるようにデジタル化の問題だと思います。
HER-SYS と電子カルテを連動させるのが一番良いのですが、あとはマイナンバーカードを活用すれば名前・性別・年齢・住所等の基本データは読み込むだけで済みますし、ワクチンの接種回数も分かります。
あと個人的には高山で地熱発電ができないかと思っているので、NTT環境エネルギー研究所主任研究員だった東氏をうまく活用できればイイのに・・・と思っています。

 

この記事の冒頭で出てきたOさんから田中さんの事は時折伺っていましたので、とても親近感もあり期待しています。
9月4日から4年間の任期だそうですが、政策に掲げた「強く!優しく!心地よく!」を実現する高山市にして欲しいです。
応援しているので頑張ってください!