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岐阜県も緊急事態宣言

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高山市でもコロナ感染者が増えてきています。
8月に入った当初は毎日1~2名程度でしたが、17日から8名前後の感染者が出て、昨日(8/24)は12名と着実に増えている状況です。
目立つのは20~30代の若者達ですが、お盆頃から「そろそろ感染者が増えるぞ」と噂してたので「やっぱり」という感じです。

 

今年のお盆は異常でした。
13日(金)は、コロナ禍は関係ない感じで普通に大勢の観光客・帰省者で溢れていました。
町中だけではなくスーパーへ買い物へ行けば、親戚やグループみんなでゾロゾロと来ていて10数人の団体もいました。
しかし人は来ているけどお金は全然使わないようで、近所の串焼きのお店の方やお土産屋の方は「こんなに人が来ているのに全然売れない」と嘆いていました。

14~16日は悪天候もあって人出は減りましたが、それでも観光に来る人はいました。
でもこのコロナ感染者が増大し、大雨で河川氾濫や道路の通行止めが予想されるのに来るような人は、やっぱりお金を使いません。
15日・16日は私のお店にも何十人もの方が入ってきましたが、全然売れませんでした。
お盆の時期にこんな事は初めてです。
これなら店を閉めていた方がコロナの心配をしなくて良いので、開けなきゃ良かったと思いました。
やっぱり、安心して外出できる状態じゃないと、お金を持ってる人は出歩きません。。。
今、高山へ来るのは若い子たちや家族連れが中心ですが、マスクもチャンとしないで店へ入ってくる人も多く、時間つぶしだけで何も買わない人ばかりです。
感染拡大を抑えるには人流を少なくするのが有効なのですが、ダラダラとした中途半端な規制(お願い)しかしないので効かなくなってきました。
ロックダウンが法の解釈の仕方で実現できるのなら良いけど、ダメなら昨年の春のようにお店に休業要請を出せば良いと思います。
期間は二週間程度で、協力金は月次支援金に倣って中小法人20万円・個人事業者10万円くらいで十分だと考えます。

下の写真は本日午後1時チョット前の上三之町です。
お昼時なので人が少ないですが、それでもご覧の通り観光客が歩いています。

 

さて、今月27日から岐阜県も緊急事態宣言が出されます。
観光客の中には、高山が岐阜県だと知らない人も結構います。。。
また飲食店に協力金が支払われると思いますが、また焼け太りする店が増えそうですね。
今年に入って冬・春に続き3回目のボーナスです。
春の時は、普段は夕方までしか営業してないのに8時過ぎまでやってる事にして申請し、協力金を受け取った店がある事も聞きました。

地方では都会と比べてお店の賃貸料は、かなり安いです。
もちろん人口も違うので売上も違います。
都会と一緒の協力金では、他の商売の方が飲食店を妬むのも当然ですね。。。

菅総理は支持率が下がっても野党の支持が上がっている訳ではないので、「大丈夫だろう」と高を括っているかもしれませんが、野党を支持していなくても選挙では投票する人も出てくるでしょう。
自民党はもう一度、  野に下った方が良いと思います。