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岐阜県 緊急事態宣言 見送り!

(投稿日:

現在、高山では毎日 複数のコロナ感染者が出ています。
市内の感染者数は、人口あたりに換算すると「東京の感染者数」に匹敵する状況だそうです。
それでも岐阜県は、国から緊急事態宣言を見送られてしまいました。
下の写真は、本日2時頃の上三之町です。
多くはありませんが、若い子を中心に観光客が来ています。

 

私の知り合いの 隣の家の方は、GWに子どもが東京から帰ってきて家族全員コロナに感染したそうです。
飛騨地域では三世代で同居している家も少なくないので、誰か1人感染すれば瞬く間に家族に拡がってしまいます。
医療機関もひっ迫した状況になってきているにも関わらず、一部の市民は軽く考えて飲食店でマスク無しで結構大きな声で会話している人がいます。(昼間、アルコール無しの店)

 

何だか、政府の中途半端なダラダラした政策で、自粛慣れから緊張感が無くなった人もいます。
当初は 若い子が自粛中でも出歩いたり路上飲酒している様子を見て、「馬鹿だ!」と批判する人が多かったのですが、だんだん中年層なども同じ行動をするようになってしまいました。
失礼ながら、「馬鹿な人は、大人になっても(年を取っても)馬鹿」です。
※ここで言う「馬鹿な人」とは、勉強が出来る・出来ないでは無く、社会生活において他人に迷惑を掛けないとか規律が解ってない人を言います。
若い人でもチャンと自重している人もいるし、では何故 若者が多く動いてしまうのかと言えば、「経験」が足らないからだと思います。
年を重ねると人生経験などから「これは気をつけなければいけない」とか、「これをやると、こうなってしまうな・・・」など経験則に基づいた判断もできるようになります。
しかしダラダラと中途半端な規制しかできないと、馬鹿な人は自制心もなくなり「我慢できない」と言って動いてしまいます。

 

個人的には、非常事態時には ある程度の私権制限を行えるようにすべきだと考えます。
また現在、政治家の方は「法律が無いから私権制限出来ない」と言いますが、そこを何とかするのが政治家の役割だと思います。
ニュージーランドではロックダウンした際、ジャシンダ・アーダーン首相が国民に対してメッセージを送り 多くの共感を得、被害を最小限に食い止めることができました。
こうしたメッセージ力も、リーダーには必要です。

今年は衆議院選挙が行われる年だけど、今の菅内閣は目先の事にとらわれて中・長期的展望が無いように感じます。
菅総理の国会答弁を見ても、原稿を見てボソボソ喋っているだけで、顔を上げて喋るのは野党から批判されて「失礼じゃありませんか」と反論する時くらい・・・。
オリンピックに関しても、開催したいという熱意が感じられず投げやりにさえ映ります。
この様子を見ると、国のリーダーとして適任かというと「否」と感じる人は多いと思います。

 

内閣としてみても、スリランカ人女性死亡で入管映像を開示しない問題、河井案里元参院議員への1億5000万円資金提供問題などなど不信感がイッパイです。
それから小泉進次郎環境大臣の「温室効果ガスを46%削減する」の数字について、『NEWS23』で「はっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が・・・」と答えてインタビュアーの小川アナをはじめ、日本中の視聴者から怪訝そうな視線を集めましたね。 他にもレジ袋の有料化で万引きが増え、ゴミの小分けに使うためにレジ袋をわざわざ購入する人も増えて却ってマイナスじゃないかと思います。
小泉進次郎氏は、以前から人気はあったけど抽象的な発言ばかりだったので政治家としては未知数でしたが、ちょっとボロが出てきた感じです。
ですので、地元の国会議員の金子俊平くん(衆議院議員)がポスターを新調して小泉進次郎氏と一緒に写っているものになりましたが、「今は進次郎氏じゃないだろう・・・」と感じています。。。

 

今年の選挙ですが、先日 安倍元総理が菅総理を応援してたけど、残念ながら菅総理では戦えない気がします。
立憲民主党も政権を取る気が感じられないし、先日の分科会で急遽 緊急事態宣言を出す事に変更した際に「ブレている」と批判したこともズレていると感じます。
多くの方は、消去法で投票するんじゃないかと思います。
個人的に まず消えるのは、立憲民主党・共産党・自民党(菅総理の場合)です。