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クラスター発生

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残念ながら市内の高山西高等学校でコロナのクラスターが発生してしまいました。
昨日(1/14)時点で同じ運動部に所属する生徒14名と教職員2名の感染者が確認され、今後も生徒・教職員200名以上が検査されるので、まだまだ増えるかもしれません。

感染元はいろいろ噂が出てますが、運動部の全国高等学校選抜大会が年末に沖縄で開催され そこで拾ってきたとか、寮に住んでいる生徒が冬休みに帰省した際にもらってきたとか・・・。

いずれにしても問われるのは、学校の管理能力だと思います。
大会は12月27・28日に開催されており、果たして感染拡大している時期に沖縄へ行って良かったのか?
帰省した生徒に対して体温チェック等を行っていたのか等々・・・。

 

でも一番の問題は、政府の「勝負の3週間」がクチサキだけで終わってしまったため感染拡大を起こし、受験生にとって大事な大学入学共通テスト期間にまで及んでしまった事だと思います。
本来なら11/25~12/15の「勝負の3週間」で感染者を減らし、クリスマス・年末年始・大学入学共通テスト等を迎えるハズだったのに、政府の考えの甘さや発信力の無さで感染拡大したと思います。

 

GoTo トラベルも全国的に一時停止したけども、「県外に出なければいい」「自分の自治体内ならば動き回ってもいい」と解釈され、人の動きを止めることはできませんでした。

先日、石原良純さんがTV番組で 政府の分科会委員の方が「疫学的に見ると非常に異常な増え方をしている。」と言った事に対し「『異常な増え方』だというのはおかしいと思う」と発言したけど同感です。
私も複数の番組で複数の専門家の方が「指数関数的に増える」と言ってるのを聞いているので、『異常な増え方』という発言は違和感を覚えます。
現在の分科会は意見のすり合わせ機関となっていて、政府の「専門家の意見を聞いて・・・」という逃げ道になっています。
本当は医学の専門家と経済の専門家の意見を聞いて政府が判断するべき事を、分科会で判断させている気がします。

 

あと、岐阜県にも緊急事態宣言が出されましたけど、これは都道府県の知事が要請しないと出来ないという説明が前にあったけど、それなら今回 手を挙げていない福岡をなぜ追加したんだろう???
手を挙げている熊本は却下しているのに・・・。
なんだか政府に対して不信感しか出てきません。。。

現在、飲食店だけ協力金が払われる予定だけど、TVなどで店主のコメントを聞くと「全然足りない」とかって声ばかり聞こえてきます。
でもね、経営が苦しいのは飲食店だけじゃないです。
幾らかでも、貰えるだけイイじゃない。。。
多くの飲食店以外の人は「贅沢言ってんじゃない」と思っています。

 

下の写真は昨日撮った上三之町と安川商店街の写真です。(午後3時頃)

ほとんど人が歩いていません。車も少ないです。。。
今の時期は暖房代がかかるため 売上げゼロだと費用だけ膨らんでいくので、自主的にお店を閉めているところも多いです。
でも、今のような中途半端な政策じゃズルズルとこの状況が長期化するだけでボディブローのように効いてきて、飲食店以外のところも大量に倒産するところが出てきそうです。
安全・安心して行動できることが一番の経済対策だと思います。
規制は短く厳しく行うべきだと思います。