東京都知事選が終わって
7月7日、東京都知事選の投開票が行われましたが、開票と同時に小池さんの当選確実が出てました。
2位に石丸伸二氏、3位に蓮舫氏という順番でした。
小池さん当選は予想できたけど、蓮舫氏の得票数が思ったより少なかったです。
これは無党派層の票を取り込めなかったのが大きいと思うけど、無党派層というのは政治に関心の無い人達ではなく、支持できる政党が無い人達の事で、決して政治に無関心という訳ではありません。
個人的には、蓮舫氏の応援に立憲民主党と共産党が付いた事がダメだと感じました。
あと、国会議員時代に批判をしてはブーメランで叩かれ、『提案できる党になる』と言ったけど批判を続けていた点や、小池さんとの争点もブレていました。
東京都政の事業仕分けを行うと言ったけど、例のスーパーコンピューターの『2位じゃダメなんですか』は性能を競うものだから1位を目指すのは当然で内容も知らずに文句を言っていると感じてました。
共産党との共闘については、共産党って数年前に何を言ってきたかというと『内部留保は全部はき出せ!』『予備費は要らない!』など何かあった時の事を考えない政党でした。
コロナや震災など、内部留保や予備費が無かったらどうするつもりだったのだろうと考えると怖ろしいですね。。。
他にも共産党には『?』が付く事が多いので、何故、立憲民主党は手を組もうとしているのか不思議です。
でもパーティー禁止法案を出しておいて、成立するまではやっても良いと考えるような政党なので、真剣に政権交代は考えておらず議員であることが目標だから手を組めるのかもしれません。
石丸伸二氏については、若い人を中心に支持が集まったようです。広島県安芸高田市の市長時代「恥を知れ! 恥を!」発言で注目されました。
実際、その通りだとは思うけど言い方に気をつけないと、大勢の人間のトップに立つのは難しい気がします。
最高裁の判決でも敗訴したようだし、社会学者の古市憲寿とのかみ合わないトークが“石丸構文”として話題になっており、勢いもここまでかもしれないですね。
都知事選と同時に行われた東京都議会議員補欠選挙では、自民党は2議席しか獲得できませんでした。
派閥の政治資金パーティーの裏金問題をはじめ、4万円の定額減税での事務作業増問題、水俣病マイクオフの際の伊藤信太郎環境相の対応の拙さ等々たくさんのマイナス要因があります。
今秋には選挙がありますが、自民党は厳しいと思います。
私のいる岐阜4区でも、今年2月か3月に中日新聞で岐阜県の自民党国会議員にアンケートを採ったところ金子俊平くんは裏金問題について『説明責任は果たした』というような回答をしていました。
これは全く国民感情とは異なるものだったので、私は事務所で誰もアンケート回答をチェックしなかったのかなと思いました。
無党派層の人は、こういう事はしっかりチェックして覚えています。
岐阜4区では他に立憲の今井雅人氏や維新の伊藤幸一氏などが候補者名に挙げられますが、今井氏は性格に難があるので伊藤氏が伸びるかもしれません。。。
あ、それから都知事選では掲示板問題がありました。
「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は「非常に大きな問題提起ができた。大成功だと思っている」と言ってるそうだけど、自己顕示欲のために目立ちたいだけの人間なんだと思います。
「つばさの党」もそうだけど、法律に記していないからという理由で常識を逸脱する行いを平気で行う人間は愚かだと思います。
都知事選に立候補していた田母神 俊雄氏は教育勅語を復活させたいと言っていたけど、私も概ね賛成です。
国のためとかじゃなくて、人間としての道徳観を再認識すべきだと考えます。