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和田アキラさん 逝去

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少し前になりますが、今年3月28日にプリズム(PRISM)のギタリスト 和田アキラさんが逝去されました。
久しぶりの音楽ネタですが、今年3月9日にはドラマーの村上“ポンタ”秀一さんも亡くなっており寂しい限りです。。。

 

和田アキラさんはプリズムというフュージョンバンドで活躍されていましたが、私が高校生の頃にプリズムが高山に来たことがあり、友人達に誘われて見に行きました。
その時は「プリズム&森園勝敏」というライブでした。
(森園さんは元プリズムのメンバーで、プリズムを脱退したあとでしたが一緒に高山に来てくれました。)
演奏中心で あまりMCはありませんでしたが、森園さんが高山の町の印象を「渋いゼ!」と言った事を覚えています。
会場は飛騨体育館(現在、ポッポ公園)横に市の図書館があり、その横にあった小さな講堂で行われました。
木造のボロボロの建物でステージも舞台袖も無いような会場(教壇で一段高くなってるだけ)だったので、高校生ながら「よく来てくれたなぁ」と思いました。

席はパイプ椅子を並べただけの自由席だったので友人達と前の方に陣取ったけど、初めて間近で見るプロの演奏の凄さに驚きました。
当時はまだギターテクニック等を解説した本も少ししか無く、TVの音楽番組でもバンドのギタリストが演奏している様子が流れる事はほとんど無かったので、私は音楽を楽しむよりも その演奏テクニックを食い入るように見ていました。
(今はYouTube などで簡単に見ることができるようになったので、良い時代になりましたね。。。)

 

そんな当時、和田アキラさんはギター教則アルバムとして「The Guitar」をリリースされました。
同時に和田アキラさん解説入りの楽曲本(ギター・タブ譜)も出され、アルバムはA面にプリズムの代表曲を新たなアレンジで収録され、B面はギターを抜いたマイナス・ワン・トラックが収録されており、ギターひとりでも演奏を楽しむことができました。
(演奏は渡辺 建 ( b )、村上“ポンタ”秀一( ds )、中村 哲 ( key )などが参加しています。)

村上“ポンタ”秀一さんはプリズムには参加してないけど、当時、井上陽水さんやオフ・コース、山下達郎さんなど多くのアーティストのアルバムに参加しており、いろんなアルバムで村上“ポンタ”秀一さんの名前を見ることができました。
プリズムでは1980年代中頃から木村万作さんがドラムを叩いていますが、現在は小田和正さんのツアーでサポートメンバーとして演奏を聴かせてもらっています。
一度、小田さんのツアーでステージ席が当たり、木村万作さんのすぐ後で演奏を見ることができました♪

 

今は新型コロナの関係で音楽ライブやスポーツ観戦等は規制されていますが、ワクチン接種が拡がってコロナ禍前のように楽しめる日を心待ちにしています。
やっぱり生で楽しみたいですよね。。。